植村研究室のロボットチームBabyTigers-Rが,RoboCup German Open 2022-Logistics LeagueのChallenge Trackで一位になりました

植村研究室のロボットチームBabyTigers-Rが,5月2日から6日にドイツ アーヘン工科大学にて開催されたRoboCup German Open 2022-Logistics LeagueのChallenge Trackで一位になりました.龍大はオンラインで参加し,ドイツ,オーストリア,スイスの3チームが会場で競技を行いました.
 
※ロボカップ,ロジスティクスリーグ: ロボットと人工知能の新しい標準問題として「西暦2050年までに、サッカーの世界チャンピオンチームに勝てる、自律移動のヒューマノイドロボットのチームを作る」ことを設定し、日本の研究者らによって提唱された国際的ロボット競技大会。 ジャーマンオープンは、ロボカップドイツ委員会がドイツで実施する大会で、オープン戦のため海外からの参加も受け付けている。今年は新型コロナウイルスの影響により、5カ所での分散開催となり、ロジスティクスリーグはアーヘン工科大学にて開催された。 また、ロジスティクスリーグは、工場のオートメーション化をテーマにしたリーグで、今回は無人搬送車の搬送問題を扱ったメイントラックと、その要素技術を競い合うチャレンジトラックが開催された。 メイントラックは会場のみでの開催で、チャレンジトラックは会場だけではなくオンラインの参加も可能な競技。

植村研究室の西村駿氏が本願寺賞を受賞しました

2022年3月に理工学部を卒業となる西村駿さんは,3年次から電子情報学科の植村研究室に所属し,自律移動ロボットの研究を進めてこられました.

特に,コロナ感染拡大防止のため,実機によるロボット競技大会が相次いで延期・中止となる中,各チームがロボットを龍谷大に送り、競技者はインターネットから遠隔操作でロボットを調整し、競技に参加する「無観客・無選手試合」を試みられました.

その大会で西村さんはロボットアームのプログラムを担当し,チームを優勝に導かれました.4年次の2021年は大会には参加できませんでしたが,画像処理と位置推定のプログラムを担当し,世界大会テクニカルチャレンジ3位,アジアパシフィック大会テクニカルチャレンジ1位の結果に貢献されました.

このたび受賞した「本願寺賞」は、課外活動・社会的な活動で顕著な成績を修めた学生(各学部1名)に授与されるものです。

おめでとうございます!

植村研究室のロボットチームが,ロボカップジャパンオープン2021ロジスティクスリーグにて優勝しました

2022年3月11日(金)から13日(日)まで,龍谷大学 瀬田キャンパスにて開催されたロボカップジャパンオープン2021ロジスティクスリーグにて,弊課程植村研究室のロボットチームであるBabyTigers-Rが優勝しました.

本大会は,龍大に加えて奈良朱雀・奈良商工高等学校(2チーム),四日市工業高等学校(1チーム)の計4チームで得点を競いました.


【ロボカップジャパンオープン2021 公式ウェブサイト】
https://www.robocup.or.jp/japanopen2021/

【公式の結果】
https://www.robocup.or.jp/japanopen2021/results.html

【ロジスティクスリーグの競技ページ】
https://vega.elec.ryukoku.ac.jp/trac/wiki/robocupLogisticsLeague/JapanOpen2021

酒田信親准教授らの研究発表が令和3年度ヒューマンコミュニケーション賞を受賞しました

酒田信親准教授らのグループが 2020 年 10 月に電子情報通信学会 MVE 研究会(メディアエクスペリエンス・バーチャル環境基礎研究会)において行った研究発表「防火意識向上のための環境認識に基づくAR火災シミュレータ」が令和3年度ヒューマンコミュニケーション賞を受賞しました。

ヒューマンコミュニケーション賞(HC賞)は、ヒューマンコミュニケーションに関する優れた研究報告の発表者を表彰するものです。

https://www.hcg-ieice.org/hcg-symposium/2021/award/

叢 熙・磯山 直也・酒田 信親・清川 清, “防火意識向上のための環境認識に基づくAR火災シミュレータ ,” 信学技報, vol. 120, no. 190, MVE2020-22, pp. 7-12, 2020年10月.

木村睦研究室の石﨑勇真君が薄膜材料デバイス研究会でスチューデントアワードを受賞しました

木村睦研究室 修士1年の石﨑勇真君が、薄膜材料デバイス研究会 第18回研究集会で、スチューデントアワードを受賞しました。

論文題目は「ニューロモーフィックシステムにおけるキャパシタ型シナプス用強誘電体薄膜の誘電特性評価と文字補正応用」というもので、将来の人工知能の実現に向けた革新的な研究開発です。

 

 

植村渉講師のチームが RoboCup Asia-Pacific 2021 AICHI テクニカルチャレンジで1位に入賞しました

愛知県国際展示場(Aichi Sky Expro)で,11月25-28日に開催されたRoboCup Asia-Pacific 2021 にて,植村研のBabyTIgers-Rは,Logistics League で3位,Technical Challenge で1位入賞の結果となりました.

 

 

関連リンク:

大会ページ https://2021.robocupap.org/about.html

RCAP2021 – Logistics League のページ https://vega.elec.ryukoku.ac.jp/trac/wiki/robocupLogisticsLeague/2021RCAP

大会のニュース記事 https://news.livedoor.com/article/detail/21275466/

石崎俊雄教授が国際電気標準会議(IEC)の IEC1906 賞を受賞しました

石崎俊雄教授が、国際電気標準会議(IEC)から IEC1906 賞を受賞しました。

IEC1906 賞は、電気・電子技術の標準化やそれに関連する活動に顕著な貢献があったと評価される専門家に対して授与されるものです。

石崎教授は、TC49(周波数制御、選択、検出のための圧電素子、誘電素子、静電素子および関連材料)の分野において、WG10の議長としてリーダーシップを発揮し、導波管型誘電体共振器の国際規格の策定に貢献したことが評価されました。

木村昌弘研究室 修了生が「人工知能学会2020年度研究会優秀賞」を受賞しました

大学院理工学研究科電子情報学専攻修士課程を2021年3月に修了した藤井輝さんが、「人工知能学会2020年度研究会優秀賞」を受賞しました。

この賞は、2020年4月から2021年3月までに開催された人工知能学会の研究会において発表された研究論文のうち、優秀なもの(約3.7%《2020年度》)を選び表彰するものです。表彰式は、2021年6月21日に人工知能学会総会(於 産業技術総合研究所 臨海副都心センター & オンライン)で行われました。受賞論文のタイトルと著者は、次の通りです。

受賞論文:POI訪問ダイナミクスに関する地理的競合構造の検出
著者(受賞者):藤井輝、熊野雅仁、木村昌弘

人工知能学会誌2021年7月号(人工知能 Vol.36 No.4)会告に、著者紹介と授賞理由が掲載されています。また、人工知能学会ホームページにおいて、受賞者と受賞論文タイトルが報告されています。
https://www.ai-gakkai.or.jp/about/award/jsai_award-sig/#INCENTIVE 参照 )

本論文は、藤井輝さんが本学大学院修士課程(木村昌弘研究室)において、木村昌弘教授と熊野雅仁実験講師と共に行った研究の成果です。授賞理由では、「本論文は、観光マーケティングや都市計画にとって基本的に重要となる地理的影響構造の検出を、確率モデルの観点から扱っており、技術的な完成度の高さと結果の有効性から、その波及効果も大きく、将来性が高いと判断できる。」ということが挙げられています。

 

植村研究室の論文が ロボカップ研究賞 を受賞しました

2020年10月に開催された国際会議 GCCE2020 における植村研究室の予稿論文が,ロボカップ研究賞を受賞しました.
 
本研究は,工場の多品種少量生産といったオートメーション化において,頻繁にラインを変更する際に,その正当性を機器に取り付けたタグだけで判断する方法の提案です.この技術は,自律移動ロボットの世界大会であるRoboCup Logistics Leagueでの競技運営におけるフィールド構築の方法にも使うことを想定しています.
 
Y. Suzuki and W. Uemura, “A Novel Algorithm Checking for the Line Layout in a Factory,” 2020 IEEE 9th Global Conference on Consumer Electronics (GCCE), 2020, pp. 617-619, doi: 10.1109/GCCE50665.2020.9291720.