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A.授業の冒頭にキーワードを伝えます.
それを確認してからGoogleFormに記入,送信してください.
★キーワードなしだと遅刻または欠席扱いします.
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B.responによる出席確認を途中で行う予定です
( responでは提示された番号を送信します ).
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※responの初期設定については「情報基礎ノート」にまとめてあります.
respon初期設定について - 情報基礎(電子課程)ノート
※注意:
- 毎回同じフォームなので,ブックマークしておいて下さい.
- 座席番号は机に貼ってある番号です( 大学PCの番号ではない ).
- オンライン受講者は場所を記入してください.
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★今回の内容★
今回はワープロについて学習します.
ワープロ( 正式な呼称はワードプロセッサ:Word processor )は知っての通り,文書を作成するソフトウェア.
ほとんどの人が今までに学校や家庭で使ったことがあると思います.
ここでは実際にレポートを作成することを想定して,
どのワープロにも備わっている各種の機能を使って文書を仕上げていくという課題に取り組んでもらいます.
基本的なことで不明な点があれば,まずネットで調べてみて,それでわからなければ,
TAや教員に質問するようにしましょう.
いままでと同様の注意内容です.
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Teams本科目チーム「一般」チャネル「講義」チャネルにて,
担当者からの指示や注意事項が( かなりリアルタイムに )あります.
情報基礎チームにアクセスしたらまずは「一般」チャネルと「講義」チャネルの
新しい書き込みをチェックしてください.
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( レポート未提出者 ):いままでに数名のレポート未提出者がいます.
レポート未提出は通常だと大幅減点で,このままではこの科目が不合格になる恐れがあります.
これらについては授業開始時における混乱やサーバの不調等を考慮し,
課題提出メールが正しく送られていることが確認できれば,
例外的に「出席」の扱いとします.
その際には,以下の「課題メール送信における注意点」について十分に確認したうえで
送信してください.
※詳しい解説は
第3回「1.( 再確認 )龍大Gmailでの課題提出について」
参照.
「課題メール送信における注意点」
- ( 1 ) 龍大Gmailのアカウントを用いること.
- ( 2 ) 差出人の表示用氏名を変更しないこと.
- ( 3 ) 課題提出用のアドレスを登録しておくこと.
- ( 4 ) 自分の署名を登録しておくこと.
- ( 5 ) メールの宛先は課題提出用のアドレスにすること.
- ( 6 ) 件名は指定されたもの( 全て半角英数字 )にすること.
- ( 7 ) メールの冒頭には「○○先生」と送信相手を明記すること.
- ( 8 ) 送信前にもう一度よく確認し,送信は1回で済ませること.
※ここでの注意点は以下の通りです.
- 上記リストの( 1 )と( 5 )を違反した場合は未提出扱いなので,必ず再送信すること.
- 逆に,( 1 )と( 5 )以外の間違いや不備については再送信しないこと.
-
「自分のメールは届いていますか?」という質問には対応しません.
→ 自分が送信したメールは「送信済み」フォルダを見れば確認できます.
-
前回の第3回以降はオンライン実習が主体になるので,
なおさら出席フォームによる確認とメール提出を厳格にチェックしていきます.
- 上記の( 1 )と( 5 )については自動的に未提出扱い
- ( 2 )以下の間違いや不備についてはそれぞれ1点ずつの減点
※たとえば,件名が間違っていた上にそれを修正するメールを再送信
→ 2点の減点.
各自「自分は大丈夫」と思わないことが大切です.
自分がこれまでに送信した何通かのレポートメールを
「送信済み」フォルダーでよく確認してみるのがよいでしょう.
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提出期限を過ぎていてもメールは受け付けます.
期限を過ぎてはいるが,「未提出よりはマシ」という意味です.
提出が遅れても0点よりはマシ,と考え,諦めずにレポートを作成し,必ず提出してください.
-
課題のメールは課題提出用のアドレス( eleinfo@elec.ryukoku.ac.jp )
に送信するということに,改めて注意してください.
※宛先を間違えるのは,帰り道にネトゲに夢中になりすぎて気づいたら隣の家に帰ってた,
という位恥ずかしいことです.
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課題提出用のアドレスには質問や欠席の連絡は送らないでください.
Teamsの「質問チャネル」なら,時間外でも書き込んでかまいません.
※すぐに返答が来るとは限らないですがなるべく頑張って返答します.
※遅刻や欠席連絡など,質問チャネルに書くのがはばかられるように感じるならば,
Teamsのチャットで教員に直接連絡して構いません.
オフィススイートとは,第2回
「
「オフィススイート」とは」( scrapbox版 )
で説明した通り,複数のソフトを統一的にパッケージにしたものである.
ワープロはオフィススイートの中でも中心的な存在で,文書作成に欠かせないソフトウェアである.
皆さんも卒業論文は間違いなくワープロで書くことになる.
( テキストエディタと\( \TeX / \LaTeX\ )という選択肢もある )
今回利用するLibreOfficeは,Microsoft Officeとの互換性の高さに定評がある.
MS Officeで作ったファイルをLibreOfficeで読み込んだり,
LibreOfficeで作成してMS Office形式で保存することが可能だ.
ただし,デフォルト( 初期設定 )でのファイル形式は異なっており,保存の際には注意が必要.
下記の表は,MS OfficeとLibreOfficeに含まれる主要なソフトウェアとデフォルトのファイル拡張子( ファイル形式 )の一覧を比較したものである.
|
Microsoft Office |
LibreOffice |
ワープロソフト |
Word ( *.docx ) |
Writer ( *.odt ) |
表計算ソフト |
Excel ( *.xlsx ) |
Calc ( *.ods ) |
プレゼンテーションソフト |
PowerPoint ( *.pptx ) |
Impress ( *.odp ) |
☆ODT/ODS/ODPは国際標準規格形式
じつはLibreOfficeが採用している標準のファイル形式( .odt,.ods,.odp )は,"OpenDocumentFormat"といって,
ISO( 国際標準化機構 )などによる標準化されたファイル形式だ.
市販されているオフィスソフトは通常,そのソフト独自のファイル形式で保存される.
しかし,今ではほとんどが独自形式とは別に,このODFをサポートして読み込み/書き出しが可能である.
この形式で保存していれば,( 理論的には )どのソフトでも読み込める.
ただし,フォーマットやレイアウトが崩れたり,指定したフォントが反映されないなどの細かいトラブルはある.
LibreOfficeはこのファイルの「標準性」ゆえに,行政など公共機関に採用されることが多くなっている.
|
龍谷大学はMicrosoftと包括契約を結んでおり,Microsoft 365( 旧称Office 365 )サービスが提供されている.これにより,
在学生一人あたりにつき,デバイスの種類ごとに最大5台,合計15台までの
個人が所有するパソコンやタブレット,スマートフォンなどにMicrosoft Office
をインストールして利用することができる.
つまり在学中は,自宅の個人が所有するパソコンやスマートフォンに自由にOfficeをインストールしてよい.
これについてはscrapbox「情報基礎ノート」にまとめたのでそちらを参考にするとよい.
★龍谷大学の学生向けOffice 365利用サービス - 情報基礎ノート
[目次へ]
ここでは,LibreOfficeの文書作成ソフトWriter( 以降,"Writer"と書けばこのソフトを指す )を用いて演習を行う.
LibreOfficeはもとより無償であり,さまざまなOS( Windows,Mac OS,Linux等 )において,卒業後も自宅等で自由に使用でき,
有用性がきわめて高い.
まず,ワープロの起動や終了,既存ファイルを開く方法など,基本的な使い方を学んでもらう.
教材として,オンラインテキスト「文書作成ソフトの基礎」を使う.
以下のリンクからPDFファイルを自PCにダウンロードして読むこと.
【文書作成ソフトの基礎】( PDF )
※注意※
このテキストは,Linux上でのWriterについて書かれたものである.
( ※Linuxは「計算機実習I」で使う )
したがって,Windows/Macで使うWriterとは少し違うところがあるかもしれない.
( 起動の仕方など )
しかしほとんどの箇所は同じなので,違う部分については,自力で調べる等でカバーしてほしい.
以下,オンラインテキスト1節~2.5節の範囲で,項目に沿って実際に操作・実行しなさい.
- 「2.1 Writerの起動と基本画面」を読み,Writerを起動して,一度ツールバーのすべての表示要素を非表示に設定し,
再度,ツールバーの「標準」ブロックと「書式設定」ブロックのみを表示させなさい
( サイドバーとステータスバーは表示していてよい ).
- 「2.2 ページレイアウト」を読み,ページ余白( マージン )を上下左右すべて「20mm」にし,それを「規定値」
として設定する( すでに20mmに設定ならそのまま ).またトンボが非表示状態であれば表示するよう設定しなさい.
- 「2.3 文書の保存」を読み,何も入力していない編集中のファイルに"sample_document.odt"という
名前をつけてPCの適当なディレクトリ下に保存しなさい.ここで,
- 2.4節と2.5節を読み,一度Writerを終了して,保存した
"sample_document.odt"
をダブルクリックして,Writerがそれを読み込んで起動することを確認しなさい.
- 拡張子「.odt」は自動的につく.ファイル名の本体に.odtをつけてしまうと「□□.odt.odt」が出来てしまうので注意.
- odtファイルをダブルクリックしてWordが起動する場合がある.この場合,「起動するプログラムを変更」する必要がある.
← OSによっても異なるので,各自で調べ,.odtファイルではWriterが起動するように設定しておくこと.
- WriterファイルをPDFとして保存しなさい.
PDF保存の方法は,情報基礎ノートの
PDFファイルの作り方
を参照にすること.各自で調べてもよい.
※課題提出はPDFで行うので,必ずできるようになっておくこと.
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[3.1] 基礎
[3.2] 設定
[目次へ]
Notepad( メモ帳 )などのテキストエディタは文書入力が機能の中心となるが,ワープロでは文書入力機能に加えて,
入力された文書に様々な書式を与えたり,表や画像,数式などの挿入も可能である.
ここでは,ワープロ特有の機能を学習しよう.
「文書作成ソフトの基礎」4.1~4.7節までの範囲で,指示に従って使い方を学習しなさい.
- 「4.1 書式を変更する部位の選択」:文字列の選択
- 「4.2 書式設定」
- 選択された文字列のフォントを変えて,字体が変わることを確認しよう.
- 選択された文字列のフォントサイズを変えて,字の大きさが変わることを確認しよう.
- 選択された文字列の色,文字列の背景色を変えることができることを確認しよう.
- 「4.3 書式設定」:
- 選択された文字列を,太字,斜体に変えることができることを確認しよう.
- 選択された文字列に,アンダーラインや取り消し線を引くことができることを確認しよう.
- 選択された文字列を上付きや下付き文字にすることができることを確認しよう.
- 4.3.2節の枠内に書かれた文字列を明朝体で実際に入力し,左揃え,右揃え,両端揃えの効果を確かめよう.
- 明朝体フォントは色々あるがどれでもよい.よくわからなければ,"游明朝"にしよう.
( 何もしないと多くの場合"MS 明朝"になるので,自分の意志でフォントを変更してほしい,という意図 )
- 「4.4 段落書式」
- 4.3.2節の学習で入力した文字列の任意の段落を対象にして,左インデント,右インデントの効果を確かめよう.
- 4.3.2節の学習で入力した文字列の任意の段落を対象にして,行頭インデントの効果を確かめよう.
- 「4.5 箇条書き」
- 番号付けのない箇条書きについて,4.5.1節の例を実際に行い,先頭記号を変えることができることを確かめよう.
- 番号付けのある箇条書きについて,4.5.2節の例を実際に行い,先頭記号を変えることや,
途中から番号付けを新しく開始できることを確かめよう.
- 4.5.2節の最後に示された番号付けのある箇条書きと番号付けのない箇条書きを混在させた箇条書きができることを確かめよう.
- 「4.6 行間」
- 4.6節の例を実際に行い,選択された複数行に対し,行間を変更することができることを確かめよう.
- 「4.7 書式の消去」
- 任意の選択された文字列に対し,フォント,フォントサイズ,文字飾り,色などを重ねて設定し,書式の解除で一度に標準状態へ戻せることを確かめよう.
[目次へ]
さまざなワープロソフトの特徴について,「情報基礎ノート」にまとめたので参考にしていただきたい.
さまざまなワープロソフト( scrapbox版 )
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エジソンズ・ゲーム - Wikipedia
( 2017 ) )
原題:"The Current War":1880年代に繰り広げられたエジソンとウェスティングハウスの電力供給争い「電流戦争」
2020-04-14 by Kobori Satoshi, Fujii Daisuke