平成22年オープンキャンパスにおける研究室公開について
音と超音波の世界を見てみよう
音は聞くものですが、計算機を使って音を見えるように(可視化)して、見ることによって、音の姿を見破ります。最新の先端研究成果も含めて、わかりやすく紹介しましょう。さあ皆さん、音の世界の探検に参加してください。
1.音の世界の宝石(結晶)の中を音が通る!
(耳に聞こえない
ので、超音波!)

(左)音の世界の宝石:円柱の配列
(右)音が円柱の無い空隙を飛び石のようにして進んでいる!
規則正しく並んで音の世界の結晶を作っている円柱を一つ置きに取ると、人が飛び石の上をピョンピョンと飛びながら川を渡るように、音が空隙を渡って上手に進みます!
2.響きのよい音楽ホールはどんな形をしている?
今度は音楽ホールに挑戦します。正方形、細長い靴箱の形、複雑な多角形、意外と5角形(ペンタゴン)と多種多様ある中で、定番は決まって靴箱形!しかし、何故そうなのか?本当に最良か?ホールの中の音の伝搬を見て調べてみよう。今年は5 角形に挑戦します。

(左) 菱形ホール (右) シューボックス型ホール
舞台の中央から出た短い音がホールの中を進んでいく。さて、あなたが座っている座席には、楽器から出た音がどのようなタイミングで、直接、または壁に反射して、何回も反射して届くのか調べてみよう。それから響きの良さがわかる?
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