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  • 木村(昌)・小野・熊野研究室

    平成23年龍谷祭における研究室公開について

      ウェブマイニング

        近年、コンピュータや通信技術の飛躍的な進歩、さらにはインターネットやWorld Wide Web の普及により、多種多様な情報が、電子ファイルとして大量に蓄積され、各種ネットワーク上を大量に流通するようになってきました。そして、トワーク情報空間内で爆発的に増大する多様で膨大なデータから、どのようにして必要とする情報や有用な知識を抽出するかという、ネットワーク情報空間を対象としたデータマイニングの研究が注目されています。データに潜む概念やメカニズムを抽出する機械学習は、その有力な解決アプローチとして期待されています。

        本研究室では、Web 空間などのネットワーク情報空間を主な対象として、統計的機械学習理論と複雑系ネットワーク科学の観点から、現象の数理モデリングと数理解析、学習の数理理論、実データの統計分析、データマイニングなどについて研究しています。

        ブログネットワーク上の情報拡散現象の可視化(左)
        実験の様子(ipad)(右)




      最適化手法と照明制御の関係を体感

        数理最適化とは現実の社会に現れる問題を解決する数理的アプローチの代表的な方法論の一つで、構造物の最適設計やシステム制御など多くの分野で応用され、皆さんの身近で社会を支えている技術です。

        本研究室では最適化手法の基礎研究から実問題への応用まで幅広く研究を行っています。

        オープンキャンパスではどのようにコンピュータが学習し問題を解いていくのかというデモンストレーションの他、応用研究である数理最適化手法を照明制御に適用した照明システムをご覧頂けます。この照明システムは同志社大学と合同で研究しています。必要な照度を必要な場所に自律に提供することで照明の消費電力を30 から40%削減可能という結果を得ています。近未来の照明システムを体感してみてください。

        最適制御された照明照度分(一例)