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    平成20年オープンキャンパスにおける研究室公開について

      パチンコ玉を並べれば新しい通信デバイス?

        メタマテリアルレンズアンテナの実験

        「あらゆる物質は要素と構造から成っている」という命題は、原子の種類とその並べ方を変えればいろいろな物質ができることから明らかです。電磁気学では原子に当たるものを人工的に作ることができて、パチンコ玉のような金属球やバネのような金属コイルなどをうまく配置することによって新しい「物質」を作ることができます。当研究室ではメタマテリアルと呼ばれるそのような人工物質を用いてマイクロ波通信デバイスを開発し、携帯電話などの移動体通信に利用することを考えています。現在、レンズアンテナ、電波吸収体、各種小型フィルタなど通信デバイスの開発をしていますが、電気自動車の無接触給電など、同じ原理の使える他分野にも手を伸ばしています。

        粟井研究室のweb ページは こちら